金環日食
曇りがちだったようですが皆さん首尾よく目撃できたでしょうか。
時間が7時半と早朝だったので、見ようかな~どうしようかな~と迷っていたのですが、数日前に都知事の石原さんが定例会見で「金環日食はごらんになりますか」と聞かれて、「わざわざ早起きして見ませんよ。僕は子供のときに小樽で見たけどそんな感動するほどのものじゃなかったです」といった感じの、くだらない質問するんじゃないよ感がビシビシ伝わるコメントが超ウケたので、まあそんなら私も見なくていいかと思ってふつうに寝ていました(笑)
だって完全にリング状になったときでもあたりが暗くなったりしないんでしょ?専用メガネで見ないとわからないんじゃあんまり非日常感がないような。
一方で、あんな輪郭だけになっても明るさは変わらないなんて、太陽ってほんとにスゴイ。
その「明るさは変わらない」こともあってか、今回はかなり前から盛んに「金環日食は専用メガネで見ましょう」というキャンペーンが張られていて、煤をつけたガラスや黒いフィルムは目を傷めるので使ってはいけません、という注意をそこらじゅうで見ました。
私が子供のときには逆に、日食は煤ガラスや黒いフィルムで見ましょう、と推奨されて、実際黒いフィルムで丸く虫食いになった太陽を見た記憶もあるんですが、時代は変わったのね。
そんなわけで今回はその専用メガネが売れに売れて、数日前にはどこも品切れ状態だったとか。当日の新聞を見ても、くだんのメガネをかけた人々がそろって空を見上げている写真が載っていました。
もちろん目のためには専用メガネで見るのがベターなのは間違いないことなんだろうけど、なんか…どうなのかなと。じゃあそのメガネを買えなかった人はどうやって日食を見たらいいんでしょうか。
事前にあれだけ「日食を見よう!」とPRしていながら、どの注意書き、どの観測案内にも「専用メガネが手に入らない場合」の観測の仕方は載っていなくて、ただ「必ず専用メガネで見ましょう」というのはいかがなものかと思います。
べつに高価なものじゃないし、準備のいい人たちはみんなちゃんと事前に用意してるから不都合ないんでしょうけれど、いざ当日に黒いフィルムで見てる人に対して「なんて非常識な」という軽蔑の目が向けられたり、専用メガネを持ってない子供が友達に「貸して」とか言ってうろうろしてると「親は何をしてるのか」的な非難の目が向けられたり、
そういう空気がぜったいあったに違いないと思うんだけどどうなのかしら。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)











最近のコメント