2008年7月 1日 (火)

ドイツ×スペイン

6/29 決勝 ドイツ0-1スペイン (ウィーン)

ここまで全勝のスペイン有利の声も聞こえるものの、ドイツはドイツ。何をしでかすかわからないゲルマン魂は誰もが知るところ。
リネカーが言ったという「フットボールとは最後にドイツが勝つスポーツだ」との名言?には笑いましたけど。

まず思ったのは、あっトーレスくんが髪切ってる!(オイ)
スッキリショートでかんわいい~でっかいドイツDF陣に囲まれてると可憐さが際立つわ~。

そういえば先日、友人との間で「トーレスって背が高くてガタイのいい子?」「ううん、背は高いけどほっそりした子」「ガッチリした子でしょ?」「?金髪の子だよ?」「そうだよね?」というかみ合わない会話が交わされたのですが。
彼が華奢で可憐な金髪美少年に見えてるのは私だけなんでしょうか。急に不安になりました(笑)

そんなことはどうでもよくて…と思ったけどよくないよ!
今日はこのトーレスくんが大活躍!

まず主導権を握ったのはドイツ。やっぱ迫力あるわ~。
が、ビジャをけがで欠いて4-1-4-1のスペインが徐々に中盤を支配。
ワントップのトーレスくんも精力的に動き回り、ヘディングシュートがポスト直撃の惜しいシーンも。

そして前半33分、シャビのパスに飛び出したトーレスがラームに競り勝ち、GKをかわしてゴールに流し込む!
キタキタキター!
まさに今期、所属のリバプールで何度も何度も見た得意の形よ!

華麗な先制ゴールに沸くスペインサポ。
親指をくわえるセクシーポーズ、いえおしゃぶりパフォーマンスで駆け出したトーレスくんの周りに次々と集まってくる選手たち。
スペインはゴールが決まるとみんながギュウギュウ寄ってきてペンギンコロニーのようになるのがかわいい(笑)

この後、試合は白熱の度合いを増し、バラックは右目の上を切って流血。さらにファブレガスを弾き飛ばしたことに文句をつけてきたカシージャスと言い合って警告。←つかカシージャスも出て来すぎ。
とにかく熱くなってまいりました!

しかし後半に入ると俄然スペインのペースに。落ちついて、自信を持ってプレイしている感じです。

レーブ監督は早目にクラニーを投入。GKのカシージャスよりデカイFWって…ドイツおそるべし。。
これでしばらくドイツの時間になるものの、スペインの守備陣は落ちついてます。
イライラが募ってきたドイツはポドルスキがシルバに難癖をつけて?頭突きを食らうも、シルバのほうが全然ちっちゃいので不問に。(←嘘) 
揉めごとには一目散に突っ込んでくる頼れるバラック主将も21歳のセルヒオ・ラモスになだめられちゃってます。

あと一歩で追加点は奪えないものの、立て続けにチャンスをつくるスペイン。
一方、残り15分でクローゼをマリオ・ゴメスに代えたものの流れがつくれないドイツ。どうする?ゲルマン魂の爆発はあるのか?

しかし正直、何かが起こりそうな予感はなし。
何しろスペインがものすごく落ちついてます。ボールを回し始めるんだけど、ただ試合を殺すような無粋なまねはしないのがスペイン人のまじめさかしら。最後まで攻めにいくよ!プジョルも飛んじゃうよ!

ということで、終盤はもう風格さえ感じさせる完勝で、スペインが44年ぶりの欧州制覇となりました。あーすばらしかったよ!よかったね!

これで欧州のトレンドは「美しいサッカー」にシフトしていくのかしら。
ここ数年、特にビッグクラブでは既に主流だったけれど、ついに代表チームでもここまでやるようになったのか~。
観る側としてはうれしいかぎりですが、代表でこういう一流クラブレベルのサッカーをするというのはやっぱ尋常じゃないよなあ。

ああどこまで極まるんだ欧州サッカー。次のW杯が楽しみすぎる。。

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2008年6月27日 (金)

ロシア×スペイン

6/26 準決勝 ロシア0-3スペイン (ウィーン)

なんと!今度こそヒディンク・マジックに引っかかると覚悟していたのに!
「特別なことはしない」スペインが力の差を見せつける完勝。こう言ってはなんですが予想外の歓びだよ!

アウェー扱いのスペインは珍しく黄色いセカンドジャージ。でも実はスペインでは黄色は縁起が悪い色として嫌われているらしく、アラゴネス監督も気にしていたとか。へー。だったら最初からほかの色にすればいいという発想はないんでしょうか。謎。

試合開始のころからポツポツと雨が落ち始め、間もなく激しい雷雨に。
今日はこの雨が勝負の分かれ目だったような気がします。

ほとんど土砂降りといってもいい中で、スペインのボールコントロールがまったく乱れないのよ!引きの映像だとドライコンディションとまったく変わらない軽快なパス回し。
でもカメラが寄ると白く煙るほどの雨で、まるでシャワーの中にいるよう。信じられん。こっちのほうが魔法だよ!

というわけで、いつもと同じく頭からさくさく攻めていくスペイン。
一方ロシアも下がることなく受けながら反撃のチャンスを窺うものの、やっぱこう…球ぎわの処理に差が出るというか。いまいち精度が上がらずリズムに乗れない感じ。

前半34分、ビジャが負傷で無念の交代。あらら…ポイントゲッターなのに…と思ったけど、代わって出てくるのがファブレガスですからねー。何の不安もないです。
この後しばらくロシアの時間帯でしたが、スペインがオランダと違うのは守備がいいこと。プジョルとセルヒオ・ラモスがきっちりアルシャビンを押さえて仕事をさせません。
あーこれが守備というものだよね!私この大会では「受ける」と「守る」の違いを学んだよ!(爆)

後半に入ると、小降りになったものの降りつづける雨の中、スペインの技術の高さが炸裂!

後半5分にはイニエスタのドンピシャのクロスにシャビが弾丸のように飛び込み、スペイン先制。
観戦していた美しい皇太子妃殿下もびっくりで、思わず派手にガッツポーズをかますほどの鮮やかさ(笑)

すぐにロシアは2枚の交代カードを切るものの、ここからはスペインの中盤がキレキレ!自在にパスを回してトップに絶妙なラストパスを送り続ける。ピッチもボールもびしょ濡れのはずなのにすばらしい精度の高さ。
逆にロシアは、トラップやパスが微妙にぶれては、そこをすかさず奪われる場面が目立ちます。こういうところでこういう基礎的な部分での差が出るんだなあ。。としみじみ。

最後は多少精度がなくても、トーレスくんが長い足を伸ばして引っかけてたちまちシュートへとつなげる。んもーこの子うまいわー!と改めて感心するボディコントロールのよさ。しかもかわいい。最強。

ハイテンポで攻め続けるスペインが完全に試合を支配していたところ、アラゴネス監督が強気の選手交代。一気に2枚のカードを使いきり、勝負に出ます。
シャビもトーレスくんもすごくいい感じだったと思うんだけど…いいの?と不可解な感じはしたものの、代わりに出てくるのがシャビ・アロンソとグイサですからね~。これまた何の不安もないです。ていうか改めてスゲーなスペイン。

この交代でやや試合が落ちつき、ロシアが立て直すか?と思いきや、
後半28分、ファブレガスの絶妙なチップパスに飛び出したグイサが技ありゴール。
これすごかったよ!スローで見ると、GKの動きを見て、蹴る瞬間に足首の向きを変えてボールの方向を調整してるの。超COOOOOOOL!って感じ(笑)

後半37分には再びファブレガスが完璧なクロスでお膳立てをし、シルバがど真ん中からゴールを貫く3点目!すばらしい!

終了間際にはロシアの1点モノのセットプレイをカシージャスがきっちり防いで試合を締めくくる。
スペインまさかの?完全勝利。アラゴネス爺のフォースがヒディンクの魔法に勝ったわ…!

真正面から正攻法で行ってこの勝ち方はほんとにすばらしい。
オランダの豪快さとはまた違う繊細で美しいサッカーで、華麗という言葉がぴったりですね。
あーほんとヨーロッパのサッカーはいいなあ!!

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2008年6月23日 (月)

スペイン×イタリア

6/22 準々決勝 スペイン0(4PK2)0イタリア (ウィーン)

うーん何という胸ときめくカードでしょう。
しかも今回はお互い監督の魔法はナシってことで、ある意味ガチでの実力対決。
古豪同士、なんというか人間くさい、見ごたえのある試合になりました。

グループリーグでの死闘の結果ピルロを欠くイタリア。同じく出場停止のガットゥーゾとスタンドで応援です。さらに別の場所ではジダンとベンゲル監督も仲よく観戦。あーフランスが来ると思ったんですね。残念。でもスペインにはベンゲル監督好みの若くてかわいい、いえ才能のある子がいっぱいいますからね~。

試合はゆっくりとスタート。
イタリアはドン引きで守備から入り、そこにスペインが攻めていく。どっちも正攻法だね!いいぞ!

とはいえイタリアに本気モードで守られると正直どうしていいかわかりません…。上空から獲物を狙う猛禽のごとく、旋回するばかりで攻めあぐむスペイン。
しかしイタリアのほうも、守るのはいいんだけどそれで?って感じで、攻撃に向かう気配はまったくなし。ボールを持っても何もできません。

必然的に、イタリアの壁をスペインがどう攻略するかということに終始する形に。というか予想通りすぎるだろ。この辺が監督マジックのなさで、すべてはピッチの上にいる選手の能力にかかってくる。これはこれでおもしろいけどね!

スペインはシャビ、イニエスタ、シルバ、ビジャと攻撃陣がみんなちっちゃくて、この子たちがイタリアの壁のすきまにチョロチョロ入っていく戦法(笑)
イタリアのDFはみんなデカイので当たられるとものすごく吹っ飛ばされて、そんな小さい子に大人げない!って感じです。ちっちゃくないトーレスくんも細くて童顔なのでやっぱり大人げない感じに(笑)
それにしても堅すぎるイタリアの守備。

後半間もなく両チームに交代があり、イタリアはザ・カモラネージ、スペインはカソルラ&セスクとどちらも攻撃的な選手を投入。
…あら、セスクのユニの登録名がファブレガスになってるわ。ドイツW杯では「セスク」だったのに…所属のプレミアリーグで頑として「ファブレガス」と呼ばれ続けてついに心が折れたのかしら…。まあどっちでもいいんだけど。もうどっちでも「誰?」とは言われないわよね!

これでやっとイタリアに攻撃のリズムが出てくる。ゴール前の混乱で決定的なシーンもありましたが、そこはスペインの誇る美形GKカシージャスがファインセーブ!
一方のスペインもあの手この手で攻め続けてははね返される。
あーもう、イタリアの壁を破るにはどうすればいいんだっけ?と思わずググりたくなるようなやきもきする展開。。

延長戦も見えてきた後半終了間際にはトーレスくんが交代。
あー無念そうだわと思ってたら、なぜかブフォンに両頬を挟まれておでこをくっつけられているリプレイ映像がスローで挿入(笑) 先にゴール前でグロッソに文句をつけてたのをなだめられていたシーンなんですが、妙にラブい感じになってて笑えました。しかしホントかわいいわ~

結局試合は延長へ。シュート数はスペイン18(枠内5)に対してイタリア7(同2)、ポゼッションはほぼ6:4というスタッツでしたが、内容的にはまさに互角。
延長に入っても状況は変わらず、とうとう最後までスペインが攻め、イタリアが守った120分でした。

これはこれですごいよね。ノースコアでずっと状況は変わらないのに全然つまらなくないし。お互い真正面から正攻法でぶつかってて、無骨ながらも古豪同士の風格があったわ。最後までどちらが勝つのか予想もつかず、ヨーロッパの伝統や歴史さえ感じさせる(←妄想?)見ごたえのあるゲームでした。

が。決着はつけねばならないんです。PKキター!
始まる前にイタリアの伝統的なPK弱さがチラリと頭をよぎったのですが、ドイツW杯でも勝ったし(状況は特異だったが)GKはブフォンだし、わからないよ!

スペイン側のゴールでスペインが先攻。トップはビジャ。蹴る前にめっちゃボールにキスしてたのが通じたのか○。イタリアのグロッソも○。でっかいトニがやけに小さくガッツポーズ。

2人目のカソルラも○。トーレスくんがベンチ前で指を組んで可憐に乙女の祈り。次のデロッシは…止められたー!あれは祈りではなく呪いだったのか…?

3人目のセナは落ちついて○。対するカモラネージも○。でっかいトニがやけに小さく拍手。

4人目のグイサは止められた!ブフォンの本領発揮!しかし直後のキッカーはディナターレ。実は彼、間の悪いときに倒れてスペインの好機をつぶしてしまったため、試合終了間際にサポから激しくブーされ続けていたのでした。
案の定、ブーイングの嵐の中まんまと止められる。つかなんで彼が蹴らされたのかしら…ドナドーニ監督、ここは空気よめよ!

運命の5人目。出てきたのはセスク改めファブレガス。大丈夫?大丈夫よね?どうにもおとなしくて優しいイメージがある彼。でもここで決めたら本物よ!
しかしさすがはベンゲル監督の秘蔵っ子!プレッシャーをはね返す見事なキックでスペイン勝利!

PKはいつ見てもつらいんですけど…でもこの試合はほんとに互角だったので、これで決めるしかなかった感じ。
にしてもイタリアはほんとPK弱いなー。。

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2008年6月22日 (日)

オランダ×ロシア

6/21 準々決勝 オランダ1-3ロシア (バーゼル)

相手がロシアに決まったと知ったときからイヤな予感はしていました。
なぜならロシアの監督はあの!ヒディンク監督だからです!!
オランダのことなんて知りつくしてるじゃん。。スウェーデンが相手のほうが絶対よかったよ(泣)

そして結果は案の定…。あー。予想通りすぎてくやしい気持ちにもならないわ。。

立ち上がりからロシアがしっかりボールを保持し、試合の主導権を握る。「受けたら絶対に押し切られるので攻めに出る」との監督の言葉どおりにスタート。ちっ。

といってもやたらと前がかりになるわけではなく、いわば攻め込まれないために攻めているという感じ。一方オランダも、受けに回ってはいるものの守備的なわけではもちろんなくて、攻めに出られないから仕方なく受けている。
お互いに押し合うというよりは消し合う感じの緻密なゲームになりました。

しかし私は知っている。
オランダはこういう神経質な消耗戦が苦手だということを…!
そしてヒディンク監督ももちろん知ってるに違いないのよ~!

オランダの数少ないチャンスはセットプレイから。
前半29分には鋭いFKにファンニステルローイが飛び込むも合わせ切れず。惜しいー!こういうの決めといて~!
同じく35分にはまたもやニステルがラインぎりぎりから抜け出してシュート!GKは弾くのが精いっぱいだったもののリフレクトを押し込むことができず。惜しいー!こういうの決めといて~!
さらに後半開始直後にはファンデルファールトの豪快なFKが枠をかすめる。惜しいー!こういうの決めといて~!

…ということでね。度重なるチャンスをものにできないと勝利の女神がイラッとくるってことはきのうのクロアチアで目の当たりにしましたよね。。

後半11分、ロシアが先制。美しいサイド攻撃からクロスにぴったり合わせてパブリュチェンコがゴール!

ついに均衡が破れ、ここからオランダが攻めに出る!
…となるはずですが、そんな簡単にホイホイ切り替えられるかー!オランダ様をなめんなよ!(爆)

沈黙し続けるオランダ同様、スタンドのサポの皆さんもものすごくしーんとしてます。陽気でたのしいオランダサポですが、状況が不利なときはみんな心配顔でじっと固まってしまうところがかわいい。
チームが苦しいときこそ歌って応援、というイングランドサポのような男気が全然ないところが正直で大好きです(笑)

各自が一対一の場面できっちり競り勝ち、試合をコントロールするロシア。どうしても主導権を取り戻せないオランダ。
残り時間も刻々と少なくなり、こりゃもういかんわ…と思いかけたころ。
ここまでも果敢にミドルシュートを放っていたスナイデルが突如リミッター解除!ボールを持ったらとにかく打つぜ!って感じでひとりでガンガンシュートを打ち始めます。スゲー強気。しかしちょっと自分勝手じゃ?つ、ついにチームワークも崩壊か?

しかしこれにファンニステルローイが応えたー!
後半41分、スナイデルのFKにニステルが飛び込み、オランダが土壇場で同点に追いつく!
たったひとりの精神力が瀕死のチームを引き上げた形。まさにリーダーのメンタリティ!つか何というプライドの高さ。惚れるわ!
そしてニステル~!さすが最強助っ人、頼りになるわ~!自国代表でもやっぱアンタは助っ人なのね!

ここまでの試合運びは恐らくヒディンク監督のシナリオどおりだったと思うんですが、このスナイデルのメンタリティは想定外だったんだろうなあ。。

これで延長戦に突入。勢いは追いついたオランダのほうに!
…となるかと思いきや、オランダ様をなめんな!こうなったらもう各人オレオレ主義だ!攻めも守りもバラッバラだよ!(泣)

そしてロシアのリンゴほっぺFWアルシャービンが。この子も超強気なのよ。倒されても倒されても突っ込んできて、
延長後半7分、彼の執念のクロスがファンデルサールの頭上を越える!トルビンスキーが押し込んでロシア勝ち越し!踊るロシアサポ!

さらに4分後にはスローインを受けたアルシャービンがそのまま駆け上がってダメ押しの3点目。あ~。。

もうここで終わりでいいですと言いたげなオランダ(笑)
完全に終了モードで、みんなびっくりするほど地味になってます。ちょ、みんな、オーラないよ!
ロスタイム2分の表示が出たときにはオランダ選手たちの「イラネー!!」という心の声が聞こえたような気がいたしました。。

はー。それにしてもヒディンク監督はすごいなあ。
でも今回のオランダには夢のように美しい試合を2つも見せてもらいましたから。ホントありがとうって感じ。またW杯で待ってるから!

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2008年6月18日 (水)

フランス×イタリア

6/17 C組最終戦 フランス0-2イタリア (チューリヒ)

決戦ムード漂う崖っぷち同士の最終戦。
フランスの国歌は言わずと知れた「ラ・マルセイエーズ」ですが、イタリアの国歌もなかなか勇ましくて、最後にハイ!みたいなかけ声もついてて盛り上がります。どっちもこういう状況で歌うのにピッタリでイイ!まぁどっちも進軍の歌ですから当然ですけど。

前の試合ではアタマから異常に飛ばした両チームですが、今日の入りは落ちついた感じ。相手のことはよーく知ってるしミスはしたくない雰囲気で、ある意味どっちも本来の自分たちのやり方に戻ってます。

が、開始後10分もたたないうちにフランスに異変が。
DFと交錯したリベリーが負傷退場。担架で運ばれていくリベリーを励ます主将のアンリちゃんは様子を見に寄ってきたピルロに笑顔を見せていましたが、ここで司令塔を失うとは…ヤバイわ。。

代わって入ったのはナスリ20歳。ジダンの後継者と言われてるらしいけど、ジダンの後継者ってリベリーじゃなかったっけ?

主力選手のアクシデントに動揺しつつスローペースで試合再開。
すると前半24分、ゴール前でトニを後ろから倒したアビダルに一発レッド!
これで得たPKをピルロが難なく左上スミに決めてイタリアが先制!

ああ~。まだ前半なんだし、あれイエローじゃだめだったのかしら~。。
フランスは痛すぎる退場で、さっき入ったばかりのナスリくんはあっという間にDFと交代。たった15分足らずって…き、きのどく。。

先に点をとり、相手は10人。こうなると後はもう見るまでもないって感じ。イタリアですから!すっかり省エネモードで、相手にボールを持たせて適当に攻めさせつつきっちり守るいつもの形。万全です。
後半開始後間もなくオランダ先制の報せも入り、早くも歌い出すスタンドの皆さん。まぁ確かに、こうなるともう負ける気はしないよね。。

フランスはジダンの後継者・ベンゼマがいい動きを見せてましたが、なかなかフィニッシュにつながらず。ていうかアンタもジダンの後継者なの?!後継者多すぎじゃね?
でもパスの出し方とか技術の高さは確かにジダンぽいかも。あと顔も3人の中ではいちばん似てます(笑)

後半17分、妙にスタンドが静まり返った中でデロッシの放ったロングFKが決まり、イタリアに追加点。
これが!壁に入っていたアンリちゃんが出した足に当たって絶妙にコースが変わったのよ!がっくりと膝をつくアンリちゃん…(涙)

さすがにこれで終了~な感じで、気力も潰えてなすすべもないフランス、落ちついて試合を殺すイタリア。終了間際にはオランダ2点目の報も飛び込み、なんかもうフランスがきのどくでした。。

まぁでも、フランスは長々とひきずってきたW杯優勝の亡霊から(今度こそ)逃れるいい機会なんじゃないかしら。今回は国内でも「年寄りと子供のチーム」って揶揄されてたらしいし、なんだかんだ言って世代交代も進んでなかったものね~。これでやっと遠慮なく代表メンバーも一新できるんじゃない?というかしろ。
逆に言えば、W杯に優勝するってことは後のチームづくりがどれだけ難しいかってことですね。

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2008年6月14日 (土)

オランダ×フランス

6/13 C組2回戦 オランダ4-1フランス (ベルン)

前回、イタリアを相手に夢のような試合を演じたオランダ。
大事なのは次よ次!これまで何度「前回のオランダ(もしくは前半のオランダorさっきまでのオランダ)はなんだったの?」と呆然としたことか(泣)

とかなりドキドキだったんですが、ふたを開けてみれば驚きの(爆)ふたたびの完全勝利!

フランスは開始直後からかなりゴリゴリ当たってきてて、あれフランスってこんな感じだったっけ?荒れたら嫌だなあとか思ってたら、

前半9分、最初のCKにカイトがきれいに合わせてオランダがあっさり先制。
おお、なんだか今日もいい感じ?

しかしその後は中盤の攻防に。前回の夢サッカーとは一転して、今日のオランダは地に足がついてる感じ。軽快にパスを回し、フランスを走らせます。
が、ここはぜひ勝ちたいフランス。徐々に形をつくり始め、いくつか流れるような攻撃の形も見せますがゴールには至らず。このチームはまだ過渡期って感じだなあ。

後半開始とともにけがから復帰のロッベン投入。今どんな感じなのかしら…と思ってましたが、もうキューピー状態は通りこした感じでしたね。ってそこかい。

いきなりフランスの波状攻撃から始まるも決めきれず。ゴール前の混乱の中、アンリちゃんが相手DFのハンドを猛烈アピールする場面もありましたがスルー。リプレイを見ると確かにハンドですが、あのボールスピードじゃその場ではわかんないよね。。

これでおかんむりのアンリちゃん。欧州女性を対象にしたステキ選手アンケートで2位に輝いたというのに(ちなみにトップはC.ロナウド、3位はリュングベリ)目を三角にしてかなり怖い顔です。
が、はやる気持ちが空回り~。絶妙のタイミングで抜け出してGKと一対一になった場面でありえない空ぶかし…!!

一方、オランダはファンペルシーを投入でさらに攻撃の姿勢。キタキター!と思ったら
後半14分、ロッベン激走!!左サイドを駆け上がり、逆サイドに入ってきたファンペルシーがクロスに合わせてゴール!超速美!!
リプレイのたびにスゲ―――!って4回ぐらい言いました。なんなのあれ。つかやっぱオランダの真骨頂はサイドアタックだよなあ。

後半26分にはアンリちゃんがサニョルのクロスに走り込んでゴール。あいかわらずオオジカのように優雅かつダイナミック…やっぱアンリちゃんの真骨頂は縦の動きよねえ

とうっとりする間もない1分後、
後半27分にまたもやロッベン爆走!今度は自分で角度のない位置から左足一閃!思わずマジ?と目を疑うようなミラクルゴールでオランダ3点目!
ロッベンはその後にもひとりで持ち込んで見せ場をつくり、アンタ今日ものすごく輝いてたわ!すてきよ!

後半ロスタイムにはスナイデルが非の打ちどころのないミドルシュートでダメ押しの4点目を挙げ、あたかもブリリアントゴール品評会の様相を呈したこの試合。いやもうホント、夢のようでした。サッカーってほんとに美しい(感涙)

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イタリア×ルーマニア

6/13 C組2回戦 イタリア1-1ルーマニア (チューリヒ)

わたし的にどうしても貧乏国の印象がぬぐえないルーマニア。しかしスタジアムには黄色いユニのサポーターがいっぱい来ていて、かっこいい国歌を大合唱していました。こんなにたくさんの人がサッカーを観に来られるなんて、少しは生活が楽になったのかしら。。余計なお世話ですけれども。

オランダに大敗したショックからの立ち直りが心配されたイタリアですが、開始直後から飛ばす飛ばす。まさに猛攻撃。そういうわかりやすさ、キライじゃないぜ!

困ったときはやはりベテランってことで、デルピエロもスタメン&主将で出場。すごく集中してる表情でかっこよかったわ~。
相手DFに突き飛ばされ、キッと振り返る目がどうしても ×にらみつける ○見つめるに見える魅惑のまなざし

ところが、ゴールを囲んでタコ殴り!的なイタリアの猛攻を落ちついてさばくルーマニアの守備。あれだけ攻められてシュートを打たれてもバタバタしたところが全然ないのがスゴイです。「なんとかしのいでる感」がまるでなくて、こっちのほうがカテナチオ?ってぐらいの磐石っぷり。どうにもゴールが決まる気がしません。

逆に細かいパスをつないでミドルレンジから強烈シュート!というルーマニアのシンプルなカウンター攻撃のほうが何やら得点の香りをさせつつ、前半は0-0で折り返し。いちおうイタリアが攻めてルーマニアが守ったことになってますが、内容的には互角な印象。

後半に入るとイタリアがややトーンダウンでスタート。
前半飛ばしすぎてお疲れなのか作戦変更かわかりませんが、ボールを保持してきちんと組み立てていくいつものスタイルに戻り、これでやっとイタリアらしくなった感じ。やっぱふつうにやったほうがいいんじゃない?とか思ってたんですが。

後半10分、リスタートからロングパス1本!ムトゥが合わせてルーマニアが先制!

おぉーっとスタンドが沸いたと思ったらわずか1分後の
後半11分、CKに飛び込んだパヌッチが押し込み、イタリアが同点に追いつく!

前半の超ハイテンションな展開から一転、ふつうにスゴイ試合になってきました(笑)ここからはガッツリ。
後半35分にはルーマニアがPKをもらって最大の山場になりましたが、出ましたよS.G.G.Kブッフォンが!
彼はパヌッチがカードを受けた際に主審の人に抗議してたんですが、口の動きがはっきりと日本語で「やってないよ!」って言ってて笑えました。
いえそんなことはどうでもいいですね。オランダにファンデルサールがいるならイタリアにはオレがいるぜ!ってことで(負けたけど)、ムトゥの蹴ったPKをみごとにセーブ。

もうねー、「PKは入るのが当たり前」だったはずなんですけど、最近はそうでもないの?どうなの?「ちっPKぐらいとめろよキーパー」って思う時代なの??

ブッフォンの魂のセービングで辛くも敗戦を逃れたイタリア。
でもはっきり言ってルーマニアはすごくよかったです。すごく戦略的な感じで、たぶんこれ監督の描いたシナリオどおりにできてるんだろうなあ。正確に描かれたシナリオのとおりに各選手がきっちり役割を演じてる。だから攻められてもバタバタしないし、攻撃に出るときには迷いがない。かなり完成度が高いです。
前回大会で優勝したギリシアがこんな感じだったような気がするわ。(←あんまり覚えてないが)

最後にものすごく余談。今日の実況は相変わらずアレなTBSの土居ちゃんだったんですが、「…その前に倒れていたのはこちら、ザ、カモラネージ」には緊迫した試合にもかかわらず笑いが止まらなくなったわ。『ザ・カモラネージ』って!そこで噛むな!

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2008年6月10日 (火)

オランダ×イタリア

6/9 C組1回戦 オランダ3-0イタリア (ベルン)

おなじみのオレンジ色のジャージに、今回は水色のストッキングがラブリーなオランダ。
ちなみにここはファンバステンvsドナドーニでステキ監督対決でもあります。関係ないですけど。

残念ながらオランダはロッベン、イタリアはカンナバロと、どちらも直前の練習中に大事な選手をケガで欠いてます。ロッベン見たかったな~。レアルに行ってからいまいち影が薄いし。今どんな感じなのかしら。
カンナバロはベンチにいましたね。靭帯断裂なのに帰ってなかったのね。見届けるのね…(涙)

さて、初戦ながら気の抜けないC組。この試合の前にフランスとルーマニアが引き分けてるので、ぜひ勝って優位を築きたいところです。

とはいえ、スロースターターのイタリアを相手にさすがのオランダ様も慎重な出だし。徐々にさぐりを入れる感じで、うーんこれはイタリアのペースだなと思っていたんですが!

前半27分、スナイデルの放った超高速シュートがファンニステルローイの足に当たってゴール!速!!

ていうかリプレイで見たら完全にオフサイドなんですけど(爆)
イタリア選手はもちろん、オランダ選手たちでさえとりあえず喜びつつもチラチラ審判を振り返ってたんですけど。しかし取り消しの笛は鳴らず。
まぁ確かに、あまりにもボールが速かったのでその場では何がなんだかわからなかったのかも…。すばらしいシュートに免じて不問に付す。とオランダ好きの私が決定。

ところが。これでオランダが勢いづき、
前半31分、大きなサイドチェンジから再びスナイデルが華麗なボレーシュートで2点目!美!!

本人いわく「映画のような」完璧なゴールシーンで、オランダらしい豪快かつ美しい攻撃にうっとり。なんであんなことができるのかしら~。

誰も予想しなかった2-0での折り返し。こうなるとキーになるのはイタリアの反撃というよりむしろオランダの集中力が続くかどうかなんですけど(爆)

しかし後半になると2点ビハインドのイタリアが意外にも?猛攻に出る!
こんなガツガツいくイタリアは珍しいよ!W杯ではグループリーグはいつも半分寝てる感じで、基本引き分け、勝つも負けるも相手次第…みたいな感じなのに!

オランダは防戦一方なんですが、そこはオランダ様、守るというより受けるという感じ。みんなできっちり守るという形にはどうしてもなれない人たちなのね。。でもそこが好きです(告白)

それができるのも、オランダにはGKファンデルサールがいるから。
彼はプレミアのリーグ終盤からキレキレで、最後のほうはほんとにいくらシュートを打っても全く決まる気がしなかったんですよね。CL決勝のPK戦での大活躍も思い…出すと…あぁっジョン・テリ~!!(号泣)

えーゴホン、このファンデルサールがオランダの最後&最強の砦。
後半34分、ピルロのきわどいFKを彼が右手一本でクリアすると一気にオランダが攻め上がり、カイトの絶妙クロスをファンブロンクホルストが叩き込む!技!!

イタリア相手にまさかの3得点。
この後はまた勢いづいて攻めにかかるオランダ、大合唱のオランダサポ。素晴らしすぎます。夢のようよ
あくまでも攻撃的、胸のすくような王様サッカー、それがオランダ。
次のフランス戦で別人になってないことを祈るわ!

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2008年6月 8日 (日)

スイス×チェコ

6/7 A組1回戦 スイス0-1チェコ (バーゼル)

始まりましたユーロ08。地上波しか見られない私はどうせ負け組…と思っていたらTBSの放送予定はC組(仏・伊・蘭・ルーマニア)偏重編成で、オランダ好きの私は意外と勝ち組でした。?
つか「C.ロナウドの大会」とか銘打ってさんざん特集組んで煽ってたくせにポルトガルの試合を放送しないTBSがよくわかりません。

まぁそれを言ったら私も、オランダ好きといいつつ優勝予想はドイツなんですけどね!
だってほら、開催がオーストリアとスイスってことで地元みたいなもんだし(神聖ローマ帝国…?)
直前の親善試合を見たけどバラックキレキレだったしFWはみんな色っぽいし(除ノイビル)、かなりいい感じだったのよ。あーでも親善試合ではスペインもシャビがすごく調子よさそうで、F.トーレスくんも少し髪切っててすっごいかわいかったけど。金髪ツヤッツヤで。
と若干サッカーに関係ないところも混じりつつ、要はなんだかんだでみんなきっちり仕上げてくるってことです。

さて開幕戦の感想としては、スイスというと堅実なプレーで安定性抜群、ただし若干退屈というのが私の印象。しかし独W杯での韓国との死闘のイメージが強いせいか、いざとなれば流血も辞さないぜ的な山男の信念を感じます。。

一方、チェコのほうはご存じウルチカ☆パスですが、ネドベドが去り、ロシツキーもけがで欠いててやや心細い感じ。そこそこいい選手はそろってるんだけど、やっぱなんかこう、求心力がないというか。やっぱりこういう大会になると、中心になる選手がいないチームってちょっと弱い気がするのよね。

そんなチーム同士の対戦でしたが、さすがにスイスが開催国らしく攻めに出る展開。アルプス山脈のごとく厳しい守備に行く手を阻まれ、チェコはなかなかリズムをつくれない。
それでもチェコのほうが先制するのが面白いですよね~。
リードされたスイスは後半さらに攻勢に出て、幾つか決定的なシーンもあったんですが決めきれず。エースのフレイも負傷退場で残念な結果になってしまいました。

A組はこの後、ポルトガルがトルコに2-0で勝利。CLを獲って今年のバロンドール筆頭候補になったC.ロナウドの様子が気になるところです。←見られないけど。

にしても、やっぱいいな~ユーロ。
本大会の時点ですでに欧州のベスト16なんだもんね。開幕戦で開催国が負けるって、どんだけガチなのかと。10試合しか見られないけど楽しみだわ!

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