金曜日の夜、さーちょっとネットやって寝るか、とPCの電源を入れると、「何とかいうファイルが失われたか壊れているのでウィンドウズを立ち上げられません云々」というメッセージが。
こんなこと言われたのは初めてだったんですが、この時点ではまだなんとも思わず、とりあえず電源を切ってコンセントをつなぎ直し(←素人的)、もう一度チャレンジ。
しかし再び同じエラーメッセージが。
ここで初めて「何事?」と姿勢を正し、もう一度メッセージを読み直すと、「システムファイルにトラブルがあるからWinが起動できない。これはオリジナルのCD-ROMを読み込むことで修復できる」と言っている。
オリジナルのCD-ROM…?
それはひょっとしてあれのことですか、マシンを買ったときについてきた「注:このCD-ROMを使用するとマシンは工場出荷時の状態に復元されます」といかにも海外の工場で印刷しましたって感じのぎこちない書体で書かれたあのCD-ROMのことですか?!
待て待てそれは早いだろうと、とりあえずファンクションキーを乱打して何か打開策を探ろうとするものの、自慢じゃないけど実はわたくしハードに関する知識はこれっぽっちもないんですの。英語&粗い画面がただただ恐ろしく、じっと画面を見つめた後だまってExitを押すしかない(泣)
とはいえ、週明けに出す仕掛かりの仕事があったため、ぐずぐずしてもいられない。CD-ROMではなくファンクションキーでリカバリー画面に入ると、ここには日本語で案内が。
やはり粗い画面とたどたどしい日本語に悲しい気持ちになりつつも、「工場出荷時点への復元」と「バックアップをとった上でWinをコピーして復元」の二択ができることに安堵し、わらにもすがる思いで決死のリカバリー作業を開始したのでした。
あとは何度も何度も自動的に行われる再起動を祈る思いで見つめるのみ。
リカバリーなんて初めてなので、何がどうなるものやら見当もつかず、PCに入れてあった仕事関係のファイルはもちろん、思い出の写真やメール、ネットで拾ったお宝映像やお気に入りのテキスト、自分で書きためた文章等々のことがぐるぐると頭を回り、がんばって!とにかく超がんばって!と、手術室の外の恋人のようにじっと待ち続ける。
やがて現れた、なつかしのWindows画面。
押し寄せる安堵と同時に感じる違和感。
これ…私のウシ子(←注:PCの名前)じゃない…。
どう見ても工場出荷時のまっさらな状態なんですけど。
マイドキュメントもネットワークももちろんからっぽ。ていうかネット接続もできないしセキュリティソフトも入ってない。
バックアップって…何のことだったの…?
頭が真っ白になるのを感じつつ、とりあえずネット接続環境を整えないことには何もできないのでプロバイダにつなごうとしたんですが、なんと!
落ちついていたつもりがやはりものすごくパニックに陥っていたらしく、しょっちゅう使っているはずのプロバイダ接続のパスワードがどうしても思い出せないんですよ!
ましてや初回に登録しただけのセキュリティソフトのパスワードなんぞ当然のごとく記憶になく、再設定のためにメールを送ってもらおうにもネットにつなげない。
大パニック。
深夜に叫びだしそうになったため、一時作業を中断してチョコレートを食べて紅茶を飲む。深呼吸してもう一度PCに向かうと、あーら不思議。スラスラとパスワードが出てくるじゃないですか。ああ人間の脳ってほんとに謎だわ。
しかしやはりバックアップファイルは見つけられず、しばし呆然とした私が最初にしたことは「お気に入り」ページの登録しなおし。どう見ても逃避です(笑)
でもこれで大分気持ちが落ちついたらしく、諦め切れない気持ちのままに再びバックアップファイル探訪の旅に出る。
すると…あ、あったー!!
Cドライブに眠っていた「MyBackup:23-02-08」のファイルが宝の箱に見えました。マジで。
かくしてファイルはすべて取り戻すことができたのですが、過去メールとアドレス帳のたぐいと登録辞書は失われてしまいました。まあ辞書はうんと探せばどこかにあるような気もしないではないんですけど。。
テープ起こしの仕事で辞書登録をものすごく使う私としては、これがけっこう痛い。
仕事の続きをしようとしても、すっかりアホの子になってしまったウシ子がまったく私の打ち込む略語に答えてくれないんですもの。。
「りょ」って言ったら「資料」、「よお」って言ったら「よろしくお願いします」でしょ!教えてあげたでしょ!とウシ子を叱咤激励しつつ、また一から辞書登録をしなおす日々です。あーアホの子と仕事すると時間が倍かかるわ!
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