2006年4月24日 (月)

お仕事探訪・テープ起こし③

テープ起こしをやっているというと、さぞかしキーボードを打つのも
早いんだろうとお思いでしょうが、
そこには当然、裏ワザが存在します。

日本語の場合、1秒間に約8文字しゃべれます。
(例えば「津波の心配」で約1秒。お試しあれ。)
もちろん、このペースでずっとしゃべり続けるわけではないですが、
単純に考えても1秒間に8文字分、ローマ字入力にして16個のキーを
打つのはまず不可能です。

で、どうするかというと、
単語登録機能を鬼のように活用いたします。

名詞だけではなく動詞や形容詞も登録するところがミソ。
例えば私のユーザー辞書には「ございま」が「ご」で登録されていて、「ごす」と入力すると「ございます」と変換されるようになってます。
「gozaimasu」と打つべきところを「gosu」で済むわけですから、打鍵数が半分になるのです。これぞプロの技?!


そんな感じで500以上の単語が登録されていますが、
その中でもおそらく一番使用頻度が高い単語は
「ということ」じゃないかな。(ちなみに私の登録では「とと」)

「先生はちょっと遅れるということで」
「正解はAということです」
みたいに、とにかく頻繁に使われるんですが、
これは話し言葉ならではだと思います。

文章なら「先生はちょっと遅れるので」「正解はAです」とスッと書くようなところも、口で言うとこういうクッション言葉が入っちゃうんですね。

日常会話ではそれほど使わない気がするので、ちょっと改まった席で話すときや人前で説明するようなときには、みんな無意識にこういう
言葉を挟んで婉曲な感じにしてしまうんじゃないでしょうか。

ふしぎと耳で聞く分にはほとんど気にならないのですが、
文章中に頻出するとかなりうっとうしいため、
後から適宜削除される単語ナンバーワンでもあります。
このあたりは日本語の妙というか、話し言葉のアヤというか。

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