2013年5月27日 (月)

小平市住民投票

小平市の都道計画見直しについての住民投票の件。
結果を注目していたのですが、最終的に投票率が規定に達せず不成立、投票用紙は未開票のまま廃棄されることになりました。都内で初の住民請求による直接投票ということで、
小平市民がんばれーと思ってたのですが残念です。

投票率は35%。成立要件とされた50%には届きませんでしたが、投票総数5万1,010、棄権者数9万4,014と聞くと、それだけの数の民意を確認もせずに廃棄してしまうのかとやはり疑問を感じます。

まあ、わが家の愛読紙(笑)東京新聞では当然ながらこの間ずっとこの話題が大きく取り上げられていて、そもそもこの道路計画が60年以上前にできたものだとか、投票の実施が決まったあとで成立要件の50%が後付けされたとか、それを提案した市長が選ばれた前回市長選の投票率が37%だったとかいうことも詳細にリポートされていたので、よけいに疑問を感じてしまうんですけれども。

小林正則市長いわく、住民投票はイエスかノーかを問うものだから人を選ぶ市長選とは違うとのことですが、なんか納得いかないわ。実態が違うというのはわかるけど、だったらなんでこっちは50%以上ないと民意じゃなくてあっちは37%でもいいんでしょうか。ちゃんと説明してほしいです。

だいたい、市内の一部地域に1本道路を通すという計画に、本当に市民全員の意見が必要なのかしら。ひとくちに市民といっても、その地域に行ったこともないし道を通ったこともないという人だってたくさんいるでしょう。たぶん有権者の50%よりも多いと思うよ。

そういう人たちにしてみれば、この計画を見直したほうがいいかとか聞かれてもいまいちピンとこないのは仕方ないんじゃないでしょうか。
もちろん理想をいえば、住民投票の意義を理解して、行政に対する意思表明の権利をきちんと行使するのがあるべき姿なんだろうけど、なかなかそうはいかないものよ。

この結果について、地元選出の高橋信博都議が「予定どおりに計画を進めてほしいという住民の声が多かったということだ」と言っていますが、さすがにそれはずうずうしいぞ。投票に行かなかった人=計画に賛成している人じゃないからね!

投票に行かなかった人はどっちでもいい人なんですよ。この件について特に意見のない、関心がない人なの。いわば空気なの。

逆に言えば、投票した人というのはこの問題に関心がある人で、恐らく計画地の周辺住民であり、道路を使っている人であり、その他この地域と道路計画に関係や関心がある人だということ。
ならばこの投票された5万票こそ真の住民の声、真の民意といえるのでは?

あけてみたら今の計画のままでいいという意見のほうが多いかもしれないのに、それを確かめようとすらしないなんて、市側が最初から逃げ腰だとしか思えません。激おこぷんぷん丸。

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2012年12月17日 (月)

自公圧勝

なんというか…これほどまでに私の感覚と結果が異なる選挙は初めてのような気がします。正直唖然としていて、なんか私…東京新聞を熟読しすぎてたかしらと思ったぐらいです(´・ω・`)

民主が負けて自民が勝つというのは、まあやむを得ないだろうと。
しかしこんなに自民が圧勝してほんとにいいんでしょうか。

ていうか出口調査の結果で、何を一番重要視して投票しましたかという質問に、原発・エネルギー問題を挙げた人が1割しかいなかったということに驚きました。(←ここが私が東京新聞を読み過ぎたと感じた所以)

なんだよみんな原発反対とか言いながら結局は目先の自分の仕事が増えればいいんじゃん。原発再稼働して大型公共事業やってくれれば、憲法改正して国防軍でもいいと思ってるんじゃんヽ(`Д´)ノ

と衝撃を受けてたんですが、結果をよく見るとまた別の側面が見えてくる。

例えば私の住んでいる東京19区。
当選した自民候補は8万2千票余りを獲得。しかし落選した残り4人の得票数を合わせると16万7千票余りとなります。この選挙区の有権者3人のうち2人は、当選した候補ではない人を支持したわけです。(実際は3位の維新候補は比例で復活当選)

こういうことが各選挙区で積み重なった結果どうなるかというと、
全国小選挙区において、今回自民が獲得した票数の割合はおよそ43%。この後に民主が23%、維新が11.5%、公明が1.5%…と続いて、この比率は、まあそんな感じだろうなと腑に落ちる。

が。その結果獲得した議席数の割合を見ると、自民がなんと79%に当たる235議席に!
そして民主が8.7%(26議席)、維新が4.7%(14議席)と続き、得票数では約88万5千票で1.5%だった公明は3%に当たる9議席を獲得した反面、462万票(7.9%)を得た共産党は小選挙区では議席が1つもとれていない。

比例代表の結果と比べると明らかで、比例では自民は27.8%の得票率で54議席(33.3%)を確保。16.7%の民主は29議席(17.9%)、6.2%の共産党もちゃんと7議席(4.3%)を確保しています。

これぞ小選挙区マジック。全体の4割の人に支持された政党が議席の8割を占めて「民意を得た」とわがもの顔にふるまうのはやはり納得がいかない。

今回の選挙では「一票の格差」が問題にされていましたが、それよりも「死に票の多さ」のほうがさらに大きな問題だと改めて思ったのでした。

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2010年9月26日 (日)

近所づきあい

この話めんどくさいのはわかってるんだけど言わせてっ。
尖閣諸島沖の一連の騒動について。(出たー)

最初の一報を聞いたときから、あらら…これは面倒なことになりそうだよと思ってたら、案の定やな感じに。

結局は日本が折れた形で片がついたけど、おっかぶせるように中国からは謝罪と賠償の請求が来て、これに「お約束だ!」と思わず笑ってしまったのは私がネットに毒されているせいですね。

領土問題に関することだから当然どっちも引っ込みつかないわけで、どうするのかな日本…と思ってたら船長1人の拘留期限1回延長がやっとだったか。。(しかも途中で切り上げ)

なんか前に日本の船がロシアに捕まったときは乗組員全員がだいぶ長いこと拘留されてたような気がするんですけど。。

改めて思ったのは、あー日本って何のカードも持ってないんだなということ。
中国の官民挙げての一斉報復はいっそすがすがしいほどで、あれだけ矢継ぎ早にカードを切られたらそりゃもうお手上げだよ。

一方、日本のほうは切り札どころかカードすら持ってなかったという印象。弱っ!

アメリカ兄さんから「あの辺でもし何かあったら日本の味方してやるぜ」とコメントを出させたのが精いっぱいで、しかもあれもどっちかというとアメリカに沖縄カードを配っただけのような…。

でもこれが現実なのよね~。現実問題として、いま日本は中国に対して有効なカードが何もない。

そう考えたら政府が中国とできるだけ仲よくしようとするのも道理だよ。親中路線はいろいろ言う人もいるみたいだけど、なんかもう、これで目が覚めたっつうか、現実が見えたんじゃないでしょうか。

でも中国という国のやり方もだんだんわかってきたよね。とにかく面子が大事で、自国民に向かって言っていることが必ずしも本心ではないとか。

外交的な問題にすぐ国民が過剰反応するというのは、やっぱこう、一般国民の意識というか、グローバルな視点というものがまだないんだなと思う。

歴史認識とか領土問題とかは世界じゅうにある話で、立場が変われば主張も変わる複雑な問題なんだ、とクールになれないんだよね。

そういうふうにものを見る教育がまだされてなくて、政府が「あれはうちの島だ」って言ったら「そうだ!うちの島だ!」みたいな。隣の国も「あれはうちの島」って言ってるってことを理解してないんだと思う。情報的な意味じゃなくて思想的な意味で。

やっぱそういうものの見方ができるっていうことが国際社会の一員になるっていうことなんだと思うの。自分の国のことだけじゃなくて、よその国の歴史や文化や立場を理解した上で相対するということ。

そういう意味ではやっぱ中国はまだまだ発展途上国かなと思うけど、あそこは超先進国な考え方の人たちもちゃんといるはずだからな。。

超先進国な人たち(一部)が発展途上国な一般市民(膨大)をいかにうまくコントロールしながら国際舞台を練り歩いていくかって話で、それは確かに内外でいろいろ使い分けないと無理だろうなとは思うよ。そもそもアツイ人たちだし。

何にせよ扱いには気を使う国だ。
まあどんな客でも手あつくおもてなしするスーパーホスピタリティ(別名お客様は神様です精神)は日本の得意分野なので、あんまり自国民にストレスをためさせない程度にうまくやってほしいと思います。

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