イメージ先行型
仕事してるとつくづく思うのが、漢字ってほんと便利だなあということ。
見れば意味がわかるってすごくない?すごいよ!
「みんざいも使ってる」と聞いても?だけど、「眠剤も使ってる」と書いてあれば、ああ睡眠薬かと。
同様に、役所の会議で「地教行法」と出てくれば、地方or地域…教育…行政…法律?とだいたい見当はつきます。
日本語には造語が多いらしいけど、それも漢字の力だと思う。
ほらこう書けば何となくわかるでしょ的な。
役所の人が使う言葉に「げんか」という言葉があります。
「げんかに確認してまいりましたところ…」とか「それはげんかでもかなり苦労したようで…」という感じで使って、もともとの担当課、所管課を指す。
何となく行政の縦割りぶりを感じさせる言葉でもあるけど、まあそれは置いといて、初めてこの言葉を聞いたとき、何を指してるかはすぐにわかりました。
が、どう書くんだろうと。
もともとの課という意味なら元課?原因的な意味なら原課?現場の課なら現課?源流みたいな感じなら源課??
それでググってみたんですが、意外なことにというかやっぱりというか、「原課」と当てることが多いがこの限りではない、という感じで、なんかはっきりしてないらしいのでした。
つまり、「げんか」と言われると、聞いた人はなんとなく原因とか元凶とか現場みたいなイメージから「ああ本来の所管課のことね」と察するんだけど、逆に言うと、そこで漢字は適当なのを当ててるわけ。どれでも意味は合うから。
言っているほうも同様で、だから多分これって話し言葉なんでしょうね。ふだん何となくげんかげんかって使ってるけど、いざ文字にしようとすると、あれげんかってどう書くんだっけ、みたいな。
で、多分ふつうは文字にはならないんです。なぜなら、書面にするときにはちゃんと「所管課or担当課」という言葉があるから!
話の中で「所管課では…」と言うと難しいし固い感じがするので、もっと易しいイメージの「げんか」という言い方ができたんだろうなと思います。
おもしろいのは、「原課」と漢字で書くと、かえって違和感があるところ。
「原課に確認します」って、ホラ何か変じゃない?
ここはやっぱり、「所管課に確認します」って書くべきなんだよね。
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