2006年7月12日 (水)

ドイツW杯のまとめ

というわけで優勝はイタリア。おめでとう~!
やっぱりイタリアの選手にはなじみが深いというか昔から知ってる顔が多いので、ほんとによかったわねという感じです。

伝統のカテナチオをしっかり継承しつつ気持ちは攻撃的(←?)というのは、イタリア代表のひとつの理想形だと思います。
イタリア選手を知りつくしたリッピ監督だからこそつくり得たチームよね。

私がイタリア選手になじみが深いのは、中田サマがセリエAに移籍して、一時期日本の地上波で毎週のようにイタリアのリーグ戦が見られたからです。
そういう人はきっと他にもたくさんいると思うので、中田サマが日本のサッカーファンにもたらしてくれたものは本当に大きかったと思う。
その彼も、このW杯を最後に現役を引退。
時代が変わるな、と思います。

大会MVPはやはり現役を引退するジダン。
きっと後世、06年ドイツ大会はジダンの大会だったといわれるんだろうなあ。いろんな意味でね。。
でもMVPは、スペイン戦やブラジル戦での圧倒的な輝きを考えれば妥当だと思うけど。決勝戦の頭突きは言語道断だけど、あれ一つで全部帳消しじゃあんまりだわ。

そうそう、フランスの人たちがジダンのことを悪く言っていないと聞いて安心してます。ブラジルチームが負けて帰ったとき、空港で罵声を浴びせられた上、地元に建てられたロナウジーニョの像(巨大)が燃やされたと聞いてひそかに心を痛めていたのよ。
ジダンは、M・ジョーダン、ストイコビッチに並んで、「同じ時代に生きてプレイを見られてほんとによかった!」と思うスポーツ選手の1人です。ほんとにメルシージダンだわ!


あー毎日たのしかったなああ。やっぱW杯はいいな~。
サッカーのおもしろさというのであればガンバ×ジェフ戦のほうがおもしろいのかもしれないけど、やっぱ国対抗っていうのがね。燃えるわ~。

何冊本を読むよりも、W杯を見るほうが、その国の人たちがどういう人たちなのかよーくわかると思います。
フランスチームに黒人が多いのはなぜ?とか、歴史をさかのぼっての因縁対決とか、サッカーだけにとどまらずいろんなことが学べるし。

何を隠そう私も、いわゆるイギリスが4つに分かれていることとその背景や、フォークランド紛争についてなんかはW杯をきっかけに知りましたから。(えー)
もっと手近なところでは、韓国の選手もオシャレになったなーとか、一口にアフリカ人と言ってもけっこう国によって顔が違うなーとかね。お子様たちの夏休みの自由研究テーマがいくらでも見つかるわ~。

クラブチームと違って時間的な制約の多い代表のサッカーは、やっぱりその国の人の気質に合ったスタイルでやるのがムリがない。だから国ごとにキャラが立ってておもしろい。
逆にいうと、そういうふうに自分たちのキャラに合ったサッカーができているチームが強くなれるんでしょうね。ウチがいきなりブラジルスタイルでサッカーをやったってダメだってことよね。(←未練)

世界はいまやグローバル&ボーダーレスだけど、国や民族の固有性、そして多様性を改めて目の当たりにすることができるW杯は、なんというか学究心?(オタク気質?)を激しくくすぐるのですよ~。


お祭りは終わっちゃったけど、これでまた選手の顔と名前をいっぱい
覚えたわ。(今回の収穫は何と言ってもバラック。)
とりあえず今年の欧州CLはまじめに見ようっと。

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2006年7月11日 (火)

決勝 イタリア×フランス

7/9 決勝戦 イタリア1-1(PK5-3)フランス (ベルリン)


なんと言ったらいいのか・・・スゴイ試合だったわ。いろんな意味で。
とりあえず言えるのは、優勝国は確かにイタリアだけど、2006年ドイツ大会はジダンの大会だったと、きっと後世まで語り継がれるってことだわ。・・・。

試合前には盛大なセレモニー、試合球はこの試合だけ特別な金のボール。決勝戦ってこんな華々しいものなんでしたっけ。日韓大会のときの記憶がなぜか全然ないわ。

戦前の試合予想はあっちこっちでされてましたけど、とにかく両チームとも、いいジンクスも悪いジンクスも同じくらいあってぜんぜん予測がつかないわ。(←ジンクス重視かよ)
早く始まってほしいような、このまま始まらないでほしいような気持ち。
これが今大会最後の試合なんてさびしいわ~!

しかしキックオフから間もなく、いきなりアンリちゃんカンナバロに激突して昏倒。
バッタリ倒れこんで自力では起き上がれず、目の焦点も合ってない感じで、ピッチに緊張が走る。
ちなみに激突されたカンナバロは全然平気そうで「だいじょうぶ?」みたいにのぞきこんでたわ。さすがだわ。
幸い何事もなく、少し休んで戻ってきたんですが、小瓶に入った気付け薬みたいのを嗅がされて「ウェッ」てなってたのがかわいかったわ~。
ただしこれで出鼻をくじかれたのか、この後アンリちゃんはずっと消え気味。。

前半5分、早くもザンブロッタに今日最初のイエローカードが出て、
ウッやっぱ今日の主審の人はカード出す気ね!と思った直後。
マテラッツィマルーダを蹴り倒したとしてフランスがPKをゲット!えーっ!
なんとか足を縮めて耐えたように見えたんだけど。ちょっと気の毒。。

これを蹴るのがまたまたジダン
不思議と外す気はしないんだけど、いざ蹴ってみると助走は短いしフワッとした弱いボールで、なんとバー直撃!キャーッ!
しかしこれが真下に跳ね返って幸運にもラインを越えるという、なんとも恐ろしいゴール!ちょっと~やってくれすぎよジダン!

早くもフランス先制!どうするイタリア!
と思ったら、前半19分、ピルロの正確なCKにマテラッツィが頭で合わせてあっさり同点ゴール!
マテラッツィ、あっちでもこっちでも大活躍じゃないの!
ま、最大の見せ場はまだまだ先なんだけどね~。。

スコアが1-1の振り出しに戻ると試合が落ちつき、あらためて?事前に予想していたとおりの中盤の消し合いに。
とにかくカンナバロとテュラムがすごいの。最後は常にこの2人のどっちかで終わるって感じよ。ジダンもトッティもほとんど何もできないままだったわ。
どっちの攻撃も、流れもリズムもブチブチの切れぎれで、見ててどうにもフラストレーションがたまるわ~。
守備を観賞するにはすばらしい試合で、それもまあ見どころはあるんだけどね。でも守備はもうここまでに十分見せてもらったわよ~。

プラシド・ドミンゴが歌ってハーフタイムが終わると、前半はシュートゼロに終わったアンリちゃんが、後半は俄然やる気。
マルーダが倒れてるのにボールをとめずにシュートに行って、マテに注意されて「うっせ!(怒)」さらにブフォンになだめられて「・・・(怒)」
ピッチの上では怒りん坊のアンリちゃんが何度かチャンスをつくるけど、どうにも最後はカンナバロにボールを吸い取られてしまうのよ~。

後半15分、リッピ監督は早々にトッティをあきらめてデロッシイアキンタを投入。その直後、イタリアの幻ゴール(オフサイド)があったりして、両チームともだんだんゴール前でのシーンが増えてくる。
どっちかというとフランスのほうが主導権を握ってる感じだけど、フランスはどうもちょっとずつミスがあるのよね。ミドルシュートも打つけど枠の外ばっかりだし、どうも美しい攻撃のリズムができないままなのよ。

後半41分にはカモラネージに変わってデルピエロが入ったけど、結局お互いゴールは奪えないまま試合は延長戦へ。

延長前半はフランスにチャンスあり。リベリーに惜しいシュートがあったり、ジダンが走りこんで決定的なヘディングシュートを放ったり。
あれは惜しかったわー!あれが決まってたら伝説(神)だったわね!

しかしスコアは動かないまま延長後半に突入。
後半2分、先刻から足がつってたアンリちゃんがここでギブアップ。
ああっアンリちゃん!ここまで来て交代なんて~!
と思ってたら、なにやらブフォンが後方で猛アピール。見るとマテラッツィが倒れ込んでてブフォンが怒鳴りまくってる。
?どうしたのブフォン?主審の人もみんなも怪訝そうな顔。

するとここで画面に衝撃のリプレイ映像が。
え?ジダンがマテラッツィに頭突きしてるー?!えええーっ?!

なにやってんのジダーン!&何やったのよマテラッツィー!(←オイ)

競り合いの後、何か二言三言言葉を交わしたと思ったら、突然振り向いたジダンがマテの胸に真正面から渾身の頭突き!
弁解の余地もないぐらい見事にキマッてたわ。言いわけ無用の一発退場よ・・・。

あのうわたくし、思わず笑ってしまいましたの。笑い事じゃないんですけど。
だってあまりに見事だったんですもの。あまりにも唐突だったし。
妹から「最後のプレーが頭突きって・・・」というメールも来たし。
うふっノンノン、頭突きはサッカーのプレーじゃなくってよ。(←壊れた)

しかしサッカー選手っていうのはどうしてこういうことをしでかしてしまうんでしょうか。やったらどうなるかなんてわかってるはずなのにねえ。
これまで大事な場面で感情をコントロールできずに退場を食らった選手をどれだけ見てきたことかしら。
まさかジダンが、しかも自身の現役最後の試合でやらかすとは・・・。
こないだ、フィーゴと違ってオトナねって褒めたばっかりなのに~。同じじゃん!
しかもフィーゴの最後のプレーは得点につながる美しいクロスだったのに、ジダンは頭突きよ頭突き。どういうことよ~。

結局のところ、33歳じゃまだまだ悟りはひらけないってことね。・・・。

この後はスタンドからイタリア選手(特にブフォン。チクリ魔と見なされたらしい)に大ブーイングで、誰も彼も地に足がつかないような異様なムードのまま、ついに120分が終了。決着はPK戦へ。

ここまで、PK戦になったらイタリアは危ないと念仏のように唱えてきたわたくしですが、今度ばかりは負ける気は全然しませんでした。

ていうか、こんな状況でフランスが勝てるかー!

PK戦とはいえ、アンリちゃんもジダンもいなくなったフランスにどうしろと・・・?
心の支柱を抜き取られたような感じで、動揺してたのはむしろ私だったのかしら。

そしてイタリアは5人が全員決めて、ついに歓喜の瞬間を迎える!
あーみんな絶対この時のためにカゲ練してたわよね~。
報われる日が来てよかったわね~。

気の毒なのは外したトレゼゲよ。延長に入ってから投入されて1人だけPKを外すなんて・・・なんのために出てきたのかしら。目もうつろになっちゃって、かわいそうだったわ(涙)

踊り叫び歌い飛びはねるイタリアと、立ちつくすor座り込んで微動だにしないフランス。
勝者と敗者の差はほんのわずかだけど、もたらされる栄誉の大きさはあまりにも違うわ。

カモラネージは(無駄にサラッサラな)髪をピッチの上で断髪してるし、あのトッティが国旗をほっかむりしちゃってるし、マテラッツィはサポからもらったと思われるイタリアカラーの帽子を頭に乗せてますますでっかくなってるし、イタリア選手たちは大騒ぎよ!いいわね~。

受け取る前からW杯に触りまくりのキスしまくりで、受け取ったら受け取ったでみんなで奪い合い。楽しそう~。私も仲間に入りたいわ~!

優勝の瞬間っていうのはいつでも何のスポーツでもいいものよね~!

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2006年7月 9日 (日)

3位決定戦 ドイツ×ポルトガル

7/8 3位決定戦 ドイツ3-1ポルトガル (シュツットガルト)


毎回のように不要論が出る3位決定戦。
かくいう私も、準決勝で一度燃えつきた選手たちをまたここで引っ張り出すのは酷だと思う派。だって明らかにモチベーションが下がってて、見てても痛々しいんですもの。(涙)
が、今回ばかりは最後にもう一度バラックが見られるからよかったわ~と思ってたんですが。

バラックいないじゃーん!
しかもユニホーム姿でもなく赤いシャツ着て座ってるー!

ちょっと!どういうことよー!

とはいえ、ドイツは半分ぐらいメンバーを入れ替えてて、それぐらい準決勝敗退のショックが大きかったと思えばまた不憫でもあるわ。
そしてここに来て初出場のカーンがまた、最後に出させてもらったみたいな感じで不憫だわ。

試合前には両監督が笑顔で抱擁し合ってたりして和やかムードだったんですが、ゲームのほうは結構アツくなってます。
といっても中盤での厳しいプレスとかはないんだけどね。手を抜こうという気はないんだろうけど、やっぱ気持ちも体もついてこないんだろうなあ。

その中でポドルスキC・ロナウドの動きがいいのが目立ったわ。やっぱ若いわね~。
そういえばフランス戦でのC・ロナウドに対するブーイングは本当にイングランドサポからの申し送りだったらしいわ。あな恐ろしやイングランドサポ。
今日もときどきブーされてて、もう完全に今大会の悪役NO.1ね。

反対にカーンはプレイの一つ一つに拍手喝采よ。なんだかんだ言ってもまだまだ人気者なのね。シュートを打たれても枠の外だと見向きもしないでシカトするの、カッコイイわ~。

後半に入るとポルトガルが押し気味に進めてたんだけど、
後半11分、シュバインシュタイガーがドリブルで中に持ち込んでみずからロングシュート!無回転の見事なシュートでドイツがようやく先制!
さらに16分には同じシュバシュタのFKをペティがまさかのオウンゴールで追加点!
ポルトガルも、
すぐにデコが豪快なミドルシュートを放つもカーンにはじき出される!

ドイツはここでクローゼが交代。得点王を確実にするべく出てたのに、結局ゴールできなかったわね。でも次点のアンリちゃんとの間には2点の差があるし、たぶん大丈夫よ。本人も満足そうだったし、クリンスマン監督も笑顔でお出迎えだったわ。

この辺からポルトガルがますますアツくなってきて、主審の上川さんも大忙しだったわ。っていうかやっぱポルトガルは試合荒らしだと思ったわ~。自分のひいきの国とは当たってほしくないチームだわね。

今大会のベストヤングプレーヤーのポドルスキが観客のスタンディングオベーションに送られてベンチに下がると、2点差の試合は早くも収束モード。
だけどここでポルトガルはフィーゴを投入。
もう残り15分なんだし(&負け試合だし)出さなくてもいいじゃん・・・とちょっと気の毒。フェリペ監督ったらほんと負けず嫌いなんだから~。

直後の後半33分、またまたシュバインシュタイガーが、1点目とほぼ同じパターンでダメ押しの3点目!すごいわ!ほとんどハットトリックよ!
本人も興奮のあまり思わずユニを脱いで振り回してて、あっそれ脱いじゃいけないんだよと思ってたら(←冷静)上川さんがきっちりカード出してたわ。
そして彼がゴールを決めた3回とも、喜んでベンチに駆け込んで行ったところをバラックが一番に出迎えてヨシャヨシャしてあげてたわ~。

しかし後半37分にはC・ロナウドが強烈なFK。スゲー!はじき出したカーンもスゲー!
ラスト10分はC・ロナウドとフィーゴばっかり目立ってたわ。

そしてそのフィーゴが終了間際に外からきれいなクロスを上げ、これをヌーノ・ゴメスが頭で押し込んでゴール!ポルトガルの、いえフィーゴの意地を見たわ~!

スコアほどの差はなかったと思いますが、スコアほどのスペクタクルな試合でもなかったことは確かだわ。。
まあ、開催国の試合でよかったなということと、開催国が勝ってよかったねという感じでしょうか。
開催国がらみじゃなかったらホント見てられないわ。気の毒で。。

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2006年7月 8日 (土)

準決勝 ポルトガル×フランス

7/5 準決勝 ポルトガル0-1フランス (ミュンヘン)


ジダンを含めてカード持ちの選手が多い上に、相手はアツくなりやすいポルトガル。接触プレイを極力避け、ブラジル戦とは人が変わったようなクールさで、フランスがオトナのサッカーを見せてくれたわ~。

予想に反して静かな立ち上がりは、フランスが意識的に抑えて抑えて行ってるような感じがしたわ。ブラジル戦の反動もあったのかもしれないけど、うっかり出て行ってファウルとられたらイヤだものね。ここで勝っても次が出場停止じゃ意味ないわ~。

ポルトガルが汚いとかズルイと言われるのは心外だとフェリペ監督がコメントしているという話を内山アナがしたら、解説の反町さんは「でもそう言われるのもやむを得ないと思いますね」とキッパリ。
今日の主審があまりファウルをとらないのにも「レフェリーもどういう
チームを相手にしているのかわかってると思いますよ」って、
反町さん厳しいわー。

でも、ポルトガルはここまで平均して1試合に20個だかのファウルをしてて、それは他に比べてかなり多いんですって。ちゃんと数字で裏打ちされてるのね。
反町さんの解説にはよくいろんな数値データがでてきて、監督ってそういうふうにチームを分析してるのかーと思うと興味深いです。

さて、試合のほうはゆるめな拮抗状態が続いてたんですが、
前半32分、R・カルバーリョアンリちゃんに足をかけて倒し、なんとこれがいきなりPKに!
・・・ビミョーだったわ。なんか倒れ方もヘンだったし。・・・でも私はアンリちゃんの味方だからこれ以上は言わないわ!(オイ)

これを蹴るのがジダン。
PKにはネガティブな私ですが、この時は不思議と外す気がしなかったわ。
実際には助走は短いしGKはちゃんと合わせて飛んでるしでキャーッと思ったんだけど、それでもしっかり決めるのはさすが!フランスが先制よ!

ここからあらためて積極的に攻めに出るポルトガルだけど、その後PA内でC・ロナウドが倒れたときには笛はナシ。
そういえば今日は彼がボールを持つたびにブーイングが沸いてたんだけど・・・何だったの?イングランドサポからの申し送りかしら?

ポルトガルのセットプレイのチャンスが続くけど結局ゴールは割れず、フランスがリードのまま前半終了。

ハーフタイム明け、かなり遅れてゆっくりピッチに登場するフランスの選手たち。反町さんによると、これも早く始めて早く追いつきたいと思っているポルトガルに対する心理作戦らしいわ。ドメネク監督ったらやるじゃなーい!

作戦が功を奏したのか?後半の立ち上がりはフランスのほうに立て続けにチャンスあり。
するとだんだんポルトガルのアピールタイムが増えてくる。
出たわーでも挑発に乗っちゃだめよ!と気を揉んでいたんだけど、フランスはなんかみんな足が滑ってるし、しきりに選手同士でああだこうだ話し合うのに忙しそうで、ちっとも見てない感じよ。

そのうちミゲルが足が痛いよアピールを始めたと思ったらこれは本当でそのまま離脱し、フランスのほうもアビダルが頭にボールを受けてしばらく倒れこんで、両チームとも集中が切れる時間帯が。
再開するとフランスのほうがやや受け身になってて不安になったけど、細かく選手交代が続いて何もなく時間が流れる。

後半32分、ポルトガルに久々のセットプレイのチャンス。
C・ロナウドの強烈なFKを、GKバルテズが思わずファンブル!ていうかあれはむしろレシーブだったわよ!
詰めてたフィーゴがヘッドで押し込もうとするも、ボールは惜しくもバーの上。後半最大の見せ場よ。ほんと惜しかったわ!

後半39分、フランスは1トップのアンリちゃんを下げて逃げ切り態勢に。
PKをもらってもニコリともしなかったアンリちゃんですが、ベンチに戻るやいなや、なにやら楽しげにトレゼゲに話しかけてたわ~。

早くも歌いだすフランスサポ。ほんと早いわよ。差はたった1点よ。
しかもフィーゴががんばってるのよ!
彼にしろベッカムにしろ、最後まであきらめずゴールを狙うor献身的に守備につく、こういうところがやっぱり違うなと思うわ。
ジダンのほうは今日は最後まで足が滑ってて、どうにも足元がおぼつかない様子でしたが。

ロスタイムにはF・メイラの決定機もあったけど、1点を守り通したフランスが勝利。最後まで冷静にやるべきことをやったフランスが一枚上手だったわね。

試合終了後、フィーゴとユニホームを交換するジダンの姿が。フィーゴは握手で済まそうとしたけどジダンのほうから抱擁したのよ。それでフィーゴも抱擁を返して、2人で何かしみじみささやき合ってたの。
シブイ2ショットだったわ~。

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2006年7月 5日 (水)

準決勝 ドイツ×イタリア

7/4 準決勝 ドイツex0-2イタリア (ドルトムント)


ドイツはW杯の舞台ではこれまで一度もイタリアに勝ったことがないんですって。
でもこのドルトムントのスタジアムで、ドイツ代表はいまだ負けなしだとか。
さてさてどっちのジンクスが強いのかしら~?

先にリズムをつかんだのはイタリア。速っ!
動きが速くて&大きくて、ボールの位置を確認しながらじゃバラックの姿が追い切れないわ~!

これまでアンニュイな外見ばかりが気になっていたピルロが今日は元気。パスの出所となってイタリアの攻撃を組み立てます。
しかしあの目といい髪型といい、どうにも70年代少女マンガだわ。王子様ブラウスが似合いそう~。トッティが倒されたのを後ろで見てて、「オウ!」みたいに肩をすくめたポーズがハマリすぎよ!

前半30分、北朝鮮がミサイルを発射。(速報)
ってちょっと!やめてよこんなときに!米スペースシャトルの打ち上げに合わせるなんて姑息よ!

結局、前半ドイツはほとんど攻めの形がなかったんじゃないかしら。クローゼも完封されてたし。
逆にイタリアはゴールこそなかったけど、CKのチャンスも多くてほんとに出来がよかったわ。おかげでクリンスマン監督はベンチ前で大暴れで、第4の審判の上川さんも苦笑いよ。

後半も、立ち上がりからお互い決定的な場面を両GKが防ぐという激しい展開。
そして後半10分、
北朝鮮が2発目のミサイルを発射。(速報)
だからお願いマジで今はやめろ、と動揺しつつチャンネルは変えない私。

後半なかばになると、ここまで飛ばしてきたイタリアがさすがに疲れてくる。早くもガットゥーゾが足つってるわ。
が、それなら下がって守ればヨシ。伝家の宝刀カテナチオよ。

しかしホントに、ペナルティエリア内でのイタリアのDFは見事だわ。3人4人で囲んでタコ殴り・・・いえファウルなしでしのぐワザはイタリア人にしかできないわ。
ボールを持って前に行こうとすると、扉が閉まるように左右からスーッとDFが寄ってきて行く手を阻んでしまう。「鍵をかける」とはよく言ったものよね~。

後半36分のドイツのチャンスも、正面からのFKをバラックがあっさりフカシてしまい、試合はやや膠着気味。
バラックはイラついてるのかファウルが多くなってきてて、ガットゥーゾと交錯して倒れたときも、一度は「ごめんね」と抱擁しあったのに、ガッツが何か言ったか首にさわったかしたら突然「離せゴルァ!」と咬みついてたわ。ガッツもびっくりよ。

後半終了間際、北のミサイル関連で画面がL字になり、迷わずBSに切りかえる私。
国家の危機かもしれないのにいいんだろうか、とちょっと思ったけど仕方ないわ。W杯準決勝の最中にこんなことするようじゃ、北朝鮮はまだまだ国際社会の一員にはなれないわよ!

試合は結局0-0のまま延長戦に突入。
ロスタイムにはボールを回すイタリア。余裕ね。でもPK戦になったらアンタたち絶対まけるわよ、と思ってたのは私だけじゃないはず・・・。
延長開始前には、めずらしく円陣でバラックが激を飛ばしてたわ。ニッカンには「淡々主将」って書かれてたのにね~。

延長前半はイタリアが続けざまにチャンスをつかむ。ジラルディーノのポスト直撃、ザンブロッタのバー直撃で息をのんだけど、観客が静かなのよね。あれ?今すんごい惜しかったですよね?見てました?
イタリアサポは大歓声なんだろうけど、スタンドの大部分を埋めるドイツサポが拍手ひとつしないのよ。まあ当然なんだけど。さすがホームだわ。

延長前半12分、イタリアはペロッタに代えてデルピエロ投入。一次リーグ時にくらべてちょっとだけ髪が伸びてきたプリティちゃん。がんばって!
途中、なにか主審に文句をつけようとしたら、ドイツのオドンコルが体を入れてとめてくれてたわ。オドンコル、いいヤツね。
もこのオドンコルのスピードが効いてて、イタリアはかなり切り込まれてたのよね。

延長後半に入るとドイツはエースのクローゼをノイビルに代え、いよいよ勝負を決める様相。あら、PK戦に持ち込もうっていう気はないのね。
PKになったら絶対ヤバイのはイタリアなのよ!W杯でイタリアといえばPK戦で負ける国なんだから~!

リッピ監督だってイライラした様子で立ち上がりっぱなしだったわよ!

しかし時間は刻一刻と過ぎていき、ああもうだめだPKだ、またイタリアにPK戦の壁が・・・と思ったそのとき!
デルピエロが蹴った今日12本目のCKをピルロが中継し、グロッソが思い切って振り抜いた!イタリアがついにゴール!

あまりにも劇的~!とまだ信じられない気持ちでいる間に、今度はデルピエロが!私のプリティちゃんが!
カウンターからジラルディーノのパスを受け、PA左側からGKをかわして試合を決める追加点を!
まさに「デルピエロ・ゾーン」よ!鳥肌立ったわ~!!

大歓声に包まれ、もう何がなんだかわからないうちにそのまま試合終了。
ああスゴイ~すごすぎる~!
もうこうなったら優勝はイタリアでもいいわ~!
「イタリアの至宝」デルピエロの(たぶん)最後のW杯が優勝なんて、彼にふさわしい締めくくりだわ!

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2006年7月 4日 (火)

準々決勝 ブラジル×フランス

7/1 準々決勝 ブラジル0-1フランス (フランクフルト)


人種差別反対宣言はカフージダン。やっぱフランスとかがやると信憑性があるわよね~。?
「ジズーは天使のようにやさしくしゃべる」と言われるそうですが、確かにささやくようなやさしい話し方のジダンなのでした。

そのジダンが!すごかったわー!
もう今日はフランス!ジダン!フランス!って感じだったわ!

ブラジルに勝つチームっていうのはこういうチームなのねえ。
スゲー迫力。何が違うっていうか次元が違うわ。ブラジルが普通のチームに見えた。ロナウジーニョロナウドも、誰も笑いも踊りもしてなかったわ。

とにかくジダン。スゴイという以外に思いつかないんですが。
立ち上がりから積極的で、強い意志を感じたわ。
前半のボール支配率は数字の上ではほぼ互角だったけど、実際はフランスのほうがぜんぜん押してた。迫力が違ったわ。
前半終了間際の連続セットプレイの場面なんて、「ブラジルよく守った」って感じだったもの。そんなこと普通思わないわよ!いつもだったら、1点取られても2点取ればいいやって雰囲気じゃないの!

後半もその勢いのままフランスが走り続け、
後半12分、ジダンのFKに大外から走りこんだアンリちゃんがダイレクトボレーでついに先制!カッコイイ~!!なんて優雅なの~!

押された挙句に先制されて、ブラジルのパスががぜん速くなる。
でもフランスは、なんていうか、重いの。そう簡単に前には出させてくれないのよ。

ここからはブラジルが攻めに攻めて、フランスは受ける形になるんだけど、それでも危ういところはほとんどなし。ろくにシュートらしいシュートもなかったんじゃないかしら。

逆にジダンはほんといきいきしてて、輝いてたわ。
ピッチ中央での「マルセイユ・ルーレット」を見たときには、わたくしマジで涙が出てしまいました。スゲーこのひと、って。

思えばフランス大会から8年、ジダンも私もいろいろあったけど(←並べるな)このプレイは変わらずここにあるんだなあと思ったら、何か万感の思いが・・・。ぐすん。
こうしてキャリアの終わりを迎えたとき、見る人の思い出や感情をかき立てることのできる選手というのが本当の名選手なんだなあ。
そういう意味では、ジダンは確かに歴史に名を刻む名選手だったんだと思います。

もう優勝はフランスでいいわ~。
現役生活の最後をW杯優勝で飾るなんて、ジダンにふさわしい伝説だわ。

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準々決勝 イングランド×ポルトガル

7/1 準々決勝 イングランド0-0(PK1-3)ポルトガル (ゲルゼンキルヒェン)


試合前の人種差別反対宣言はベッカムフィーゴ
ベッカムが読み出すとすぐスタンドから口笛が鳴り出して、なによー失礼ね!と思ったらマイクが入ってなかったのね。気づかずに半分以上読んじゃったベッカム、かわいいわ。
ベッカムの声がよくないのは有名?だけど、フィーゴの声はシブかったわ~。こちらは外見どおりよ。
あーこのパフォーマンス、主将好きのわたくしにはたまりませんわ~。

さて、試合のほうは押し込むイングランドと守るポルトガルで、予想どおりの立ち上がり。
オランダ戦で足を痛めてベンチで泣きべそかいてたC・ロナウドも復活。元気そうじゃん。機嫌もよさそうだし。でもデココスティーニャはいないのよね~。
そのせいなのかどうなのか、両サイドでの攻防が続きます。

ところが後半6分、突如ベッカムが交代!
確かに前半ほとんど顔見ませんでしたけど。後半立ち上がりにファウルを受けて痛そうにしてましたけど。エクアドル戦は体調不良だったらしいけど、まだ影響あったのかしら。
それにしてもここでベッカムがいなくなるって・・・やなカンジだわ・・・。
本人もすんごいガックリきてて、ベンチで泣いてたわ~。

微妙なムードのチームを支えるのがスタンドのイングランドサポ
あのひとたちはホントえらいわ。
攻撃が停滞すればマーチを演奏し(あれ何て曲なのかしら?浦和レッズのテーマ曲よ。←逆か)いいプレイには拍手を送り、押されて苦しいときには国歌を歌って選手を鼓舞する。それがいつも絶妙なタイミングなのよね。
G・ネビルがボールを取られそうになったときも、スタンドがみんなして「後ろー!!」って叫んでたし。ほんとサポーターの鑑だわ。

どっちもなかなか決定機がつくれないまま、
後半16分、ルーニーが一発レッドで退場!なんと!
DF2人に阻まれて倒されたときに相手を踏みつけた罪なのか、すかさず飛び込んできて主審に言いつけたC・ロナウドを突き飛ばした罪なのかよくわからなかったけど、ちょっとちょっと~!イングランドのFW、誰もいなくなっちゃうじゃん!

まあ、ルーニーは前半からかなりイラついてたのよねー。
1トップで潰され役は、あの子にはまだちょっと荷が重かったんじゃないかしら。。

これでピッチ上はなんか雰囲気が悪くなってくる。心配そうなベッカム、歌うイングランドサポ。
1人多くなったポルトガルのほうも思ったほど攻め込めないまま、どっちもちょっと散漫なカンジで時計だけが進んでいく。歌うイングランドサポ。ついでにC・ロナウドがボールを持つとブーイングを浴びせることに決めたらしいイングランドサポ。

守るのはいいけどどうすんのよイングランドー!
と思っているうちに試合は延長戦へ。

ちょっと・・・なんかこれ見たことあるわ。
あれはフランス大会のアルゼンチン×イングランド戦。そう、あの有名なベッカム退場事件があった試合よ。
あのときも、後半開始早々にベッカムがいなくなって1人少なくなったイングランドが、耐えに耐えて延長戦を乗り切って、ついにPK戦に持ち込んだのよ。

そしてPK戦で負けたんだったわ。・・・。

攻めるポルトガルを最終ラインで防ぐイングランド。反撃といってもFWがいない。クラウチは入れたけどクロスを入れるベッカムがいない。ランパードジェラードは守備と疲労でそうそう上がれない。
つまりもう打つ手ナシってことよ。なんとかここを守りきってPKに持ち込むしかない。

見てるほうは苦しいばっかりなんだけど、(イヤやってるほうも苦しいだろうけど)やればできるのがイングランドのすごいところ。守るって決めたら守るのよ。足がつっても膝が笑っても耐えるのよ!
まさに「耐える」という言葉がぴったりのつらい延長戦を息も絶え絶えで乗り切って、決着はPK戦へ。

か、勝てる気がぜんぜんしないわ。・・・。

実況の内山アナは前回ユーロでイングランドがポルトガルにPK負けしたことを引き合いに出してたけど、わたくし的にはやっぱフランス大会よ。死闘の末にPK戦に持っていって、これはPKに勝算があるのかと思ったら実はなかったあの試合よ・・・!

内山アナはついでに「今大会、ここまでPK戦はすべて先に蹴ったチームが勝っています」と小ネタを披露してくれましたが、そこで先に進み出たのはポルトガルのシモン。ああ、やっぱり・・・(涙)

でも、ここはポルトガルのGKリカルドをほめるべきね。実に4人中3人をとめたんですもの。
2-1で運命の5人目。つぎ誰よ!と思ったらC・ロナウド。出たー!
と思ったのはきっと私だけじゃないはず。この子ぜっったい決めるわ!と確信したわ!
案の定、迷わずゴールに突き刺して試合終了。あの自信満々な表情はなんなのかしら!えーいコニクラシイわー!

なんだかんだ言いつつポルトガルがベスト4進出。
イングランドは実力を発揮できずに終わった感じで残念だわ~。

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2006年7月 1日 (土)

準々決勝 イタリア×ウクライナ

6/30 準々決勝 イタリア3-0ウクライナ (ハンブルク)


今回の人種差別反対宣言はカンナバロ主将シェフチェンコ主将
シェフチェンコ、やさしい話し方だわ~。そしてイタリア語ってやっぱり
言葉数が多いわ。

前半6分、いきなりザンブロッタの地を這う無回転ロングシュートでイタリア先制。その前にカモラネージがフリーでゴール前に出てきちゃうような場面もあって、あらら、ウクライナはまだカボチャのままなのかしら?!

その後は中盤で拮抗する試合になったんだけど、でもイタリアには余裕があったわ。
エースのシェフチェンコにしても、イタリアDFにしてみれば知りつくしてるといっていいものね~。7年間もACミランにいたんですもの。ここと黒髪の長髪くんミレフスキをきっちり押さえて、中盤ではボールを回させておく。落ちついたもんだわ。

1点リードで後半に入ると、カンナバロの股間をボールが直撃したり、ブフォンがセーブの勢いあまってゴールポストに激突したりと体を張った?プレイが続く。
ウクライナも攻めるんだけど、なかなかいい形でフィニッシュに持っていけないのよね。
後半12分にはシュート3連発?4連発?の波状攻撃があったんだけど、結局ゴールは割れず、逆に直後のカウンターでトッティの正確なクロスに飛び込んだトニがうれしい大会初ゴール!イタリアのほうに追加点が!

ウクライナのシュートはその後もバーをたたきポストをそれる。決定力不足というより、無理やり打ってるからなのよね~。パスを回して正面から崩していこうとするのも、何かもうちょっと目新しさが欲しいところよ。
2点リードのイタリアのほうも攻撃の手をゆるめない。この辺はさすがに迫力だわ。

後半23分、イタリアはカモラネージとピルロを下げ、これで攻撃の部はおしまいかと思ったら、次のプレイでザンブロッタの好アシストをトニが流し込んであっさり3点目!ザンブロッタ、今日はキレてたわね!

これで勝負は決まったようなものだけど、シェフチェンコは最後まであきらめずにゴールを狙っていたわ。強烈なFKを放ち、ジダンばりのルーレットでペナルティエリアに切り込むも、立ちはだかる青いユニホーム(金文字)。
それでもシェバはイラついて仲間を怒鳴ったりはしなかったわ~。

3-0で試合が終わり、イタリアの同僚たちと次々抱擁をかわすシェフチェンコ。でも誰ともユニホームの交換はしなかったシェフチェンコ。(涙)

まあ、百戦錬磨のイタリアにとっては初出場のウクライナなんて赤子も同然だったわね。すべてにおいて貫禄勝ちよ。。

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準々決勝 ドイツ×アルゼンチン

6/30 準々決勝 ドイツ1-1(PK4-2)アルゼンチン (ベルリン)


ああ~なんてもったいない組み合わせ!
開催国ドイツと、今大会ベストチームの呼び声も高いアルゼンチンが
ここで当たるなんて!できれば決勝戦で見たかったわ~。

試合前、FIFAは人種差別に反対します!ということで、両主将が人種差別反対宣言を読み上げるパフォーマンスが。
バラックってこんな声なのね~。男らしくてやさしそうな声だわ~(ウットリ)

ところが国歌斉唱でスタメンの顔を見ていると、あれっサビオラたんが!私のウサギちゃんがいないわ!

しかし結果的にはよかったような・・・。バラックとウサギちゃんがいっぺんにピッチにいたら目が3つ、いえ4つ必要だったわ・・・。

さすがに今日はバラックばっかり見ているわけにもいかない試合。
ていうかどうすんの私。どっちに肩入れして観るか全然定まりません。ああー悩むわー。。

スタンドを埋めたドイツサポは、キックオフとともに今日も熱狂的な後押し。ピッチ上の一挙一動にいちいち大騒ぎですが、アルゼンチンは落ちついた様子。この辺がそんじょそこらのチームとは違う感じがするわ。ついでに主審のスロバキアの人も落ちついてるわ~。

前半はお互い正面からがっぷりで、ほとんどシュートさえなし。クローゼクレスポの両トップは完全に封じられて、ろくに顔も映らなかったわ。

でもすっごく見ごたえがあって、「プレッシング」ってこういうことかーと
実感しちゃったわ。
何をいまさらですけど、まさにプレッシング、ぎゅっと押さえつける重しが目に見えるようだったわ。
昔「ゾーンプレス」が流行ってたころ、ウチの代表もやってたんだけどどうもピンと来なかったのよね。それが、トヨタ杯でユベントスがやってるのを観たら、ああこれがゾーンプレスかと一目で納得したことがあったんだけど、そんな感じ。

ところが後半4分、セットプレイからアジャラの弾丸ヘッドでアルゼンチンが先制すると、ここから両チームとも人が変わったようにゲームが動き出す。
前半は下がり目だったバラックが前に出てきてドイツが攻撃に転じると、サポーターもそれを後押し。一方アルゼンチンも乱れずさらに攻め続け、試合は一気にエキサイト。燃えるわー!

後半なかば、ゴール前の競り合いで一度倒れたアルゼンチンのGKアボンダンシエリが再び倒れてなかなか起き上がらない。出たよ時間稼ぎ!と思ったらホントに痛かったらしく、なんと担架で退場しちゃったのよ。こんなところで・・・不吉なアクシデントだわ・・・。

そのすぐ後、アルゼンチンはリケルメを下げてカンビアッソ投入。ええーっもう守りに入るの?早くない?まだ20分もあるのよ?!とおののいたものの、これで攻撃をカウンターにシフトしたアルゼンチンはクレスポが幾つか決定機をつくり、細かく時間も使ったりして徐々に時計が進んでいく。

が。
そりゃ開催国ですもの。ゲルマン魂ですもの。このまま終わるとは思ってませんわよね。
後半35分、バラックを起点にボロウスキ194cmの頭を経由してクローゼ182cmがヘッドでゴール!アルゼンチンの手の届かないところでボールをつないだわ~!

ついにドイツが同点に追いつくも、前半から微妙に足が痛そうだった
バラックがこの辺からがっくり運動量が落ちる。と思うと次の場面ではゴール前でシュートを防いでたりするのがエライんですが、でもこれ以降はほとんど消えてた。

どちらも攻めに出るけど、1-1のまま時間切れ。フー。思わずためいきが出たわ~。でも内容は濃くて、すぐにでもどっちかに点が入りそうな緊迫した展開に、もうドキドキよ~!

延長前半はドイツが押しぎみ。テベスがちょびっと鼻血を出して時間を稼いだり(?)ゴール前でバラックがアジャラにぶたれた小芝居をしたりしつつもスコアは動かず。そしてバラックはどうにも足が痛そう。テベスは元気!さすがに若いわ!

延長後半は逆にアルゼンチンが攻勢で、ここでついにバラックが倒れたー!3分も離脱してて、今後がしんぱいだわ。
終盤はカウンターの応酬になるものの、どちらも最後までバタバタした感じにならないのはさすが。なんていうか、このままずーっと見ていたいような試合だったわ!

しかし笛は鳴り、決着は運命のPK戦に。
ああっそういえばアルゼンチンのGKはホケツくんじゃないのよ!ちょっと大丈夫?!ここにきてGK交代が響いてくるとは・・・ドラマだわ・・・。

もう観てるだけで心臓が飛び出しそうですが、双方の1人目と、続くバラックが落ちついて決める。相当足が痛そうだったのに余裕のゴールだったわね。
そしてアルゼンチンの2人目アジャラが出てくると、解説の反町さんが「試合中にゴールを決めた選手というのは意外とPK戦ではよくないんですよね・・・」と不吉なジンクスを披露。げっやなこと言うわねと思ったら、なんとホントに止められちゃったわー!ちょっと反町さーん!

ドイツは4人目のボロウスキまで全員決めて、さあ次はカンビアッソ。
ここで町田アナ「これを外すとドイツの準決勝進出が決まります!」
ちょっとやめてよと思ったら、これをホントにレーマンが止めたわー!
ドイツ激闘を制覇!足が痛いはずのバラックもびょんびょん飛び跳ねて大喜びよ!!

ああーものすごく疲れたわー。
でもでも、いい試合だったわ。このままずっと観ていたかったわ~。

必ずしもベストチームが優勝するとは限らないのがW杯。
でも今回のアルゼンチンはホントに惜しいわ。もっとほかの国との対戦も観てみたかったわ。。
とはいえ、この先もバラックの姿を見られるのはやっぱりウレシイ。
どっちが勝っても結局私にとってはウレくやしい結果だったのよね・・・。

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2006年6月30日 (金)

決勝T① スペイン×フランス

6/27 決勝T1回戦 スペイン1-3フランス (ハノーヴァー)


ちょっと~!フランスが勝ったわ!こう言っちゃ何だけど、まさか勝つとは思わなかったわよ!

一次リーグ全勝のスペインに対して、1勝2分と大いにもたついたフランス。
どうもスペインは信用できないわたくしですが、さすがにこれは勝てないだろうと思ってたわ。
まあでも、ジダンのラストゲームの相手がキャリアの最後を過ごしたスペインなら、それはそれでいいか・・・とか思ってたのよ。ほんっとに失礼いたしたわ!

スペインのほうはラウルくんが初先発。試合前、ジダンにすっきりさっぱり引導を渡してあげるよみたいなことを言ってて、まあそれはそれでいいか・・・と(以下略)

ジダンとラウルがそれぞれ主将として先頭に立ち、並んで入場。豪華だわ。ジダンは表情硬めで笑顔ナシ。静かな緊張と闘志が感じられます。

試合が始まると、予想とは逆にフランスが攻めてスペインが受ける形に。
どちらも中盤が充実してるだけに見ごたえがあります。
攻めるフランス、受けるスペイン。大変緊密。

ところが前半27分、ゴール前でテュラムパブロの足を踏んづけた罪で、スペインがよもやのPKゲット!
「待てやゴルァ!」と主審に詰め寄ろうとするサニョルのユニをつかんで引き戻し、かばうように前に出て穏やかに主審と話すジダン。オトナだわ~。主審の見えないところでオランダ選手に頭突きをカマしてた
フィーゴとはずいぶん違うわね~。

しかしビジャが冷静にPKを決め、スペインが先制。あーやっぱりねと思いつつ、全体として攻めてるのはやっぱりフランスなわけよ。
この後もアンリちゃんが何度もオフサイドにかかりつつ、だんだんいい形をつくってくる。
そして前半41分、リベリーがついに抜け出して、GKをかわしゴール!フランスが追いついたー!

前半終了の時点で、ボール支配率はほぼ6:4でスペイン優位だったんだけど、全然そんな印象じゃなかったわ。フランスのほうが持ってると思ってた。そのくらい迫力があったわ。

後半に入ってすぐ、スペインはラウルくんとビジャに代えてホアキンルイス・ガルシアを投入。まさかこれがラウルくんの見納めになるなんて・・・。

サウジ戦でもはりきってたホアキンがいい動きを見せて、やっとスペインの攻撃に積極性が出てくる。ここまで、なんか遠慮がちというか、一次リーグで見せた輝きが消えてたのよね。

が!
後半38分、アンリちゃんがプジョルに倒され、フランスにFKのチャンスが!全然ひじなんか当たってないのに顔押さえてたわ!アンリちゃんのうそつき!
FKを蹴るのはジダン。弧を描く弾道にビエラが飛び込み、フランスに追加点!ドミニク監督も思わずニッコリよ!

ここからスペインが波状攻撃を繰り出すも、あとはフランスがベテランらしくきっちり守る。
そしてロスタイムには今日最高の見どころが。
サイドをスーッと上がっていったジダンが2:2の場面をつくり、自らDFをかわしてやさしく流し込むようなゴール!
ジダンらしいわ~。シュートはゴールへのパスよ~!

試合終了の笛が鳴ると、一足先にベンチに下がっていたアンリちゃんを筆頭に、みんながジダンに抱きつきまくり!ジダンは抱きつかれまくり!スタンドも選手も、まるで優勝したかのような大喜びよ!
確かに劇的な勝利だったわ~!

次の相手はブラジル。
フランス大会決勝戦の再現カードよ。燃えるわ~。

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